Integral Japan Mail Magazine Vol.47

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Integral Japan Mail Magazine
No. 47 (2011/03/17)
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【1】ケン・ウィルバーのメッセージ
【2】講座開催中止のお知らせ
【3】IJ Membersに関するお知らせ
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この度の東日本大震災に際し、亡くなられた方々に心から哀悼の意を表し、被
災された方々にお見舞い申し上げます。原子力発電所の事故等、いまだ予断を
許さぬ状況が続いておりますが、助けあい、力を合わせてこの苦難に耐え、乗
り越えていければ、と願っています。日本を襲った未曾有の悲劇と困難に際し、
ケン・ウィルバー(Ken Wilber)氏よりメッセージをいただきましたので皆さ
まにご紹介します。

【1】ケン・ウィルバーのメッセージ
日本の方々に御挨拶を申し上げます。

統合的な生(インテグラル・ライフ)を生きようとこころみるとき、そこには常
に浮き沈みがあります。統合的な意識をもつとは、より高い、よりひろい、よ
り深い意識をもつということであり、より多くの視点とより多くの慈悲とより
多くの愛をもつということを意味します。ですから、困難な事態が出現すると
きにも、心をひろく開きつづけ、すべてを抱きしめていくことが重要となりま
す。

これは福島の問題にもあてはまります。こうした問題の潜在的に壊滅的な性格
は、われわれの目を閉ざし、われわれの意識を狭め、すべてをわれわれの心か
ら押し出してしまうことになります。しかし、まさにそれこそが、われわれが
してはいけないことなのです。自己を閉ざしてしまう代わりに、われわれは自
己を開いて、こうした恐ろしい状況下においても、心をひろく開きつづける必
要があるのです。混乱のただなかにある揺るぎない静謐な目撃者は、われわれ
に、たましい(スピリット)としての自己を見出すことを可能とすると共に、ま
た、われわれをたましい(スピリット)と直接に結びつけてくれます。そして、
それは、本当に重要なことに、究極的に現実的(リアル)なことにわれわれを基
礎づけてくれるのです。こうして、表面的な現象がそのおもむくままに単に訪
れては去っていくなかで、あなたは、そのすべての自己であるところの、変わ
ることのない源と基盤に錨を降ろしつづけることができるのです。

五感がとらえることのできる現象を緩和するためにできることがあれば、何で
もしてください。しかし、それらの中に息づく目撃者の中に錨を降ろしつづけ
てください。それにより、日々の現実(リアリティ)は「あなたをより傷つける
ことにはなりますが、それほど悩ますことはなくなるのです」。「より傷つけ
ることになる」というのは、あなたがより敏感になっているからであり、それ
らについて意識をしているからであり、それらのすべてを受け容れることがで
きるからです。あなたはそれらから逃げたり、隠れたりしないのです。しかし
、それらはあなたを「それほど悩ますことはなくなる」のです。なぜなら、あ
なたはそれらと自己一致することを止めたからです。「これでもなく、あれで
もない」("neti, neti," or "not this, not that")という全ての公平な目
撃者としていつづけることができるのです。

この困難なときのなかで、わたしの想いと祈りは、みなさんと共にあります。
みなさまが真実の統合的(インテグラル)な自己のなかに安らぎ、できるかぎり
のかたちで前進されていくことを御祈りしています!

愛と光を御送りしながら
ケン・ウィルバー

*原文は、こちらで読めます。
http://integraljapan.net/info/kw2011comment.htm

【2】講座開催中止のお知らせ

東日本大震災後の諸情勢に鑑み、3月19日に開催予定だったインテグラル理論
基礎講座第3日は開催を中止しました。ご参加を予定されていた方には、既に
別途ご案内済みです。なお、代替日等につきましては、後ほどご連絡を差し上
げます。

*3月27日開催予定のインテグラル理論中級講座 第2日に関しましては、現在
のところ開催の予定ですが、情勢により中止する場合がございます。中止する
場合は、参加者宛に電子メール等にてご連絡申し上げます。

【3】IJ Membersに関するお知らせ

インテグラル・ジャパンの会員組織、"IJ Members"は、2011年4月よりサー
ビスの変更を予定しています。諸般の事情により、決定・広報が遅れ、大変申
し訳ありません。このため、新規会員受付・既存会員の更新手続きを一時停止
しています。新サービスの詳細が決定次第、弊社HP・メールマガジン等でご連
絡申し上げます。現在、IJ Members会員の皆さまには、別途メールをお送りし
ますので、よろしくお願いいたします。

*ご意見、ご感想などはお気軽にどうぞ! info@integraljapan.net
*本メールマガジンの送付先アドレスの変更、及び、配信不要の方は、
info@integraljapan.netまでご連絡ください。

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インテグラル・ジャパン・メールマガジン No. 47
配信日:2011年03月17日
発 行:インテグラル・ジャパン株式会社
http://www.integraljapan.net/
発行人:鈴木 規夫
編 集:千葉 絵里

*無断複製・転載を禁止します
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