Integral Japan Mail Magazine Vol.25

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             Integral Japan Mail Magazine
               No. 25 (2009/06/02)
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-----INDEX--------------------------------------------------
【1】 待望の個人プログラム! インテグラル・コーチング
【2】 統合的教育について検討しました:5月の研究会(ご報告)
【3】 インテグラル・エコロジーを探求します:6月の研究会(ご案内)
【4】 基礎から本格的に学べます:インテグラル理論入門講座
【5】 その他のイベントのご案内
【6】 編集後記
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皆様、こんにちは。かねてよりご希望のありました個人プロプログラムをいよ
いよご提供できることになりました。今号は、「インテグラル・コーチング」
からご紹介します!(千葉)

【1】待望の個人プログラム! インテグラル・コーチング

かねてより、「集合学習ではなく、個人を対象にしたプログラムはないのです
か?」とのお問い合わせをいただいておりましたが、この度、インテグラル・
コーチング・プログラムをお届けできることになりました。

このコーチング・プログラムは、インテグラル理論にもとづいた自己成長と
自己変容のための包括的な方法論であるILP(Integral Life Practice)を、
個人を対象とした1対1のコーチングに適用したものです。インテグラル・コー
チングでは、人間が内包する多様な領域を包括的に把握し たうえで、真に持
続的な成長を促進するための統合的な支援を提供します。

人間の心理的発達と能力開発の分野で長年研究と実践を重ね、大手企業に
おいてエグゼクティブ・コーチング等を行ってきた弊社代表取締役・鈴木 規
夫Ph.D.によるコーチングを受けられるチャンスです。これまでの、実務能力
強化に特化したコーチングや、フロー状態を起こすことに焦点を当てたコーチ
ングに飽きたりない方、人生の大きな転換点に立っていると感じていらっしゃ
る方、深い自己変革が必要だと感じているものの、一人では成し遂げるのが難
しいと考えていらっしゃる方・・・インテグラル・コーチングを体験してみま
せんか?

お問い合わせ・お申し込みをお待ちしています。

<インテグラル・コーチング・プログラムの概要>

*ご受講の流れ
まず、初回面接をお申し込みいただきます。初回面接のインタビューにて、状
況の把握を行い、コーチとの話し合いの上、引き続きコーチングを受けるかど
うかご決定いただきます。決定後、第2回〜第6回分をまとめてお申し込みく
ださい。

*コーチ
鈴木 規夫Ph.D.(インテグラル・ジャパン株式会社代表取締役)

*時間・料金
各回75分。
第1回:20,000円
第2回〜第6回:100,000円(半年価格)
・第2回〜第6回は、最大六ヶ月以内に消化することになります。

*留意事項
インテグラル・コーチングは、健常者の自己成長の支援を目的としたもので、
医療を目的としたものではありません。精神疾患等をお持ちの方には、インテ
グラル・コーチングを体験するまえに、専門医の治療を受けていただくことを
お願いすることがあります。

*詳細・お申し込みはこちらから。
http://integraljapan.net/coaching.htm

【2】統合的教育について検討しました:5月の研究会(ご報告)

5月のケン・ウィルバー研究会(別名:インテグラル思想研究会)は、5月16日
(土)に開催いたしました。

今回は、トニー・ディヴァイン著『「人格教育」のすすめ』、レイフ・エスキ
ス著『子どもにいちばん教えたいこと:将来を大きく変える理想の教育』を参
考に、統合的教育について討議を行いました。

アメリカ・ロサンゼルスの貧しい学校区で、主に移民の子どもたちから成るク
ラスを受け持ち、医師や科学者を輩出するなど大きな成果を上げてきた教師
レイフ・エスキスは、コールバーグ(Lawrence Kohlberg)の「倫理的発達の
六段階説」に基づき、子どもたちが最高段階の倫理性に到達することを目指し
て教育を行っています。前慣習的水準――慣習的水準――後習慣的水準をそれ
ぞれ二つに分ける「倫理的発達の六段階」は、スザンヌ・クック=グロイター
(Susanne Cook-Greuter)を初めとする他の多数の発達心理学者の学説ととも
に、インテグラル思想の基本となっています。レイフ・エスキスによるそれぞ
れの段階における課題設定は、必ずしもコールバーグやインテグラル思想で想
定しているものと同じではありません。しかし、段階的発達・階層性という視
点がとかく忘れられがちの日本の現状を考えると、国語教材を通して倫理性の
段階的発達について子どもたちに考えさせる方法が広く共有されていること自
体が非常に興味深いといえます。

この6段階について一つ一つ見ていく中で、同じ発達段階においても男性と女
性では体験のあり方がかなり違う、ということが話題になりました。例えば、
神話的合理性段階においては、他者による承認という欲求が非常に重要なもの
として浮かび上がってきますが、男性がどちらかと言えば「自分の頑張りを認
めてほしい」という、「達成」に対する承認欲求が強いのに対し、女性は「自
分を愛し、受け入れてほしい」という「関係性」にまつわる承認欲求が強いと
いう面があることが明らかになりました。非常に興味深い論点であり、今後更
に探求していく意義があると思われます。その他、成人の教育に比較して教師
の人格が大きな影響力を持たざるを得ない、子どもの教育独特の難しさについ
て話が及び、また、「神話的合理性」を提供してきた「神話」が崩壊した後の
世界を生きる困難さとそういう世界を生き延びる方策について、という刺激的
なディスカッションも行われました(千葉)。

*6月以降の研究会の日程は以下の通りです:
7月26日(日)、8月8日(土)、9月26日(土)

【3】インテグラル・エコロジーを探求します:6月の研究会(ご案内)

6月のケン・ウィルバー研究会(別名:インテグラル思想研究会)は、6月6日
(土)に開催いたします。6月以降の研究会では、数回にわたり、「インテグ
ラル・エコロジー」について学んでいく予定です。この秋に開催されるState
of the World Forumに、インテグラル・コミュニティのリーダーが多数キー・
パーソンとして参加予定であることから分かるように、現代の危機を理解し、
問題解決を支援するツールとしてのインテグラル理論の重要性は益々高まりつ
つあります。初夏の研究会では、ウィルバーの一番弟子に当るショーン・ハー
ゲンス(Sean Esbjorn Hargens)により執筆された『インテグラル・エコロ
ジー』(Integral Ecology: Uniting Multiple Perspectives on the Natural
World)を主要課題図書としてとりあげ、討議をしていきます。

研究会は、こちらから一方的に知識を伝達する場というよりは、参加者の皆様
との意見交換の場と位置づけております。ご関心ある皆様の積極的なご参加を
お待ちしております。

<開催情報>
6月のケン・ウィルバー研究会(インテグラル思想研究会)

開催日時:6月6日(土)13:00〜16:30
開催場所:品川区立総合区民会館きゅりあん 第3グループ室
大井町駅(JR京浜東北線,東急大井町線)徒歩2分
http://www.shinagawa-culture.or.jp/
参加費用:一般――2,000円 (当日現金払)
IJ Members 会員――1,800円(当日現金払)
*IJ Members会員の方は、会員証をご提示ください。
講  師:鈴木 規夫 Ph. D. (インテグラル・ジャパン株式会社代表取締役)
参加資格:本研究会は、どなたでも予約なしで参加できますが、ケン・ウィル
バーのインテグラル理論に関して、多少の知識があることを前提に運営されて
おります。ご理解のうえご参加いただきますよう、お願い申し上げます。

□主要参考図書
Sean Esbjorn Hargens (2009). Integral Ecology: Uniting Multiple Perspectives on the Natural World. Boston: Integral Books.

□補足参考図書
・ケン・ウィルバー(松永 太郎 翻訳)(1998)『進化の構造』春秋社
・ハーマン・E・デイリー(2005)『持続可能な発展の経済学』みすず書房
・小澤 徳太郎(2006)『スウェーデンに学ぶ持続可能な社会:安心と安全の
国づくりとは何か』朝日新聞社

主催:インテグラル・ジャパン株式会社(http://www.integraljapan.net/)
協賛:非営利活動法人 にじの絵のぐ(http://www.nijinoenogu.jp/)

【4】基礎から本格的に学べます:インテグラル理論入門講座

本講座は、インテグラル・ジャパンの様々な講座に参加するうえで、基礎とな
る知識を提供する講座です。本講座を受講されてから、インテグラル・ジャパ
ンの他の講座(例:研究会、ILPベーシックなど)をご受講いただきますと、
理解が一層深まるものと思います。

春期講座に参加された方のご感想から、一部、ご本人の承諾を得てご紹介いた
します。

「インテグラル理論について全くの初心者だった僕は、IJ入門講座を受講する
前はインテグラル理論とは怪しげで難解な理論だと思っていました。しかし講
座で具体的でわかりやすい話を聞いて、インテグラル理論とは怪しくも難解で
もなく、ものごとの包括的な見方であることを理解できました。そしてインテ
グラル理論を用いれば、ものごとに対して視野が大きく広がり、多面的な見方
ができると実感しました。インテグラル理論を用いることは人生において大き
な武器になると思います。」(男性・大学院生)

ただいま、夏期コースのお申し込みを中心にお受けしております。すぐに受講
を始めたい! という方は、振替制度を利用して、第3回を春期コースで受講
し、第1回・第2回を夏期コースで受講するということも可能です。弊社ウェブ
サイトにて詳細をご確認のうえ、申込フォームからお申し込みください。多く
の皆様のご参加をお待ちしております。

*振替制度は、現在、インテグラル入門講座限定の制度です。他のワークショ
ップでは振替はお受けしておりません。

――インテグラル理論入門講座2009年春期コース・夏期コース――

春期:
第1回:開催済み
第2回:開催済み
第3回:6月27日(土)北区複合文化施設北とぴあ 第1和室

夏期
第1回:7月5日(日)品川区立総合区民会館きゅりあん第1講習室
第2回:8月2日(日)品川区立総合区民会館きゅりあん研修室
第3回:9月6日(日)品川区立総合区民会館きゅりあん中会議室

参加費: 一般:24,000円(3回分) 会員:21,600円(3回分)
      各回個別での申し込みはできませんのでご了承ください。
      会員(IJ Members)への申し込みはこちらで受け付けています:
      http://www.integraljapan.net/info/ijmembers.htm
      定員に到達次第締め切ります。なるべく事前にお申込み下さい。

講師:鈴木 規夫 Ph. D.(インテグラル・ジャパン代表取締役)

お申し込みはこちらから:
http://integraljapan.net/info/seminar2009nyuumon01.htm#form

【5】その他のイベントのご案内

*初めての方歓迎! オープン・ワークショップ

1) 6月のオープン・ワークショップ
Integral Art Therapy II: 表現ワークで育む創造的成長と豊かな関係性
(2009年6月28日(日)13:30〜16:30 北区複合文化施設北とぴあ)
詳細・申込:http://integraljapan.net/info/seminar2009openworkshop06.htm

2) 7月のオープン・ワークショップ
Vision Logic: Mind 1〜対極性の統合〜
(2009年7月20日(月・祝)13:30〜16:30 品川区立総合区民会館きゅりあん)
詳細・申込:http://integraljapan.net/info/seminar2009openworkshop07.htm

ご注意)弊社都合による開催中止の場合を除き、受講料振込後の返金・振替は
承っておりません(振替制度は、現在、インテグラル理論入門講座限定の制度
となっております)。ご予定をご確認のうえ、お申し込みいただきますようお
願いいたします。

*「女性のためのインテグラル・ライフ・サークル」無料説明会
日 時:2009年6月17日(水)19:00〜21:00
場 所:アトリエ・イフ・シーエイティー
詳細・申込:http://integraljapan.net/info/wilp.htm

【7】編集後記

個人を対象とした「インテグラル・コーチング」も加わり、インテグラル・ジ
ャパンのプログラムは多彩になってきました。お客様から、「どれから受講し
たらいいの?」とお問い合わせをいただくことも度々ございます。ガイドのよ
うなものも追々準備しようと思っておりますが、不明な点がございましたら、
お気軽にinfo@integraljapan.netまでお問い合わせください(千葉)。

*ご意見、ご感想などはお気軽にどうぞ! info@integraljapan.net
*本メールマガジンの送付先アドレスの変更、及び、配信不要の方は、
info@integraljapan.netまでご連絡ください。

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インテグラル・ジャパン・メールマガジン No. 25
配信日:2009年6月2日
発 行:インテグラル・ジャパン株式会社
http://www.integraljapan.net/
発行人:鈴木 規夫
編 集:千葉 絵里

*無断複製・転載を禁止します
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