Integral Japan Mail Magazine Vol.17

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          Integral Japan Mail Magazine
            No.17 (2009/01/28)
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-----INDEX----------------------------------------------
【1】 会員制度「IJ Members」のお知らせ
【2】 1月の研究会のご報告
【3】 2月の研究会のご案内
【4】 オープン・ワークショップのご案内
【5】 他団体イベント紹介
【6】 編集後記
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皆様、こんにちは。今年、インテグラル・ジャパンでは、インテグラル・コ
ミュニティの更なる発展と深化を目指して、さまざまな施策を行ってまいりま
す。今回は、その基本である、会員制度「IJ Members」をご紹介します。

○会員制度「IJ Members」のお知らせ

既に弊社ウェブサイトにてご案内しております通り、この度、インテグラル・
ジャパン株式会社では、会員制度「IJ Members」をスタートいたします。
これは、インテグラル理論とその応用・実践に関心をお持ちの方々へ、継続的
なサポートを提供することを目的としています。この変革の時代にあって、自
己成長と社会貢献への継続的な取り組みが、個人にも、組織にも益々求められ
ています。さまざまな特典が受けられるIJ Membersに参加して、インテグラル
な学びを深め、日々の実践に生かしていきませんか? 今、お申込いただくと、
入会金が無料になります!

■IJ Members会員特典
・会員情報誌の提供(4月、7月、10月、1月)
会員誌では、インテグラル理論を基にした、実生活に応用できる各種手法をは
じめ、米国のインテグラル最新事情、インテグラル理論入門、ビジネスへの応
用に関する記事や、関連書籍の紹介、ワークショップのご案内等を予定してい
ます(16ページ予定)。
・ワークショップ会員割引(10% OFF)
インテグラル・ジャパン主催のワークショップ・セミナーに、オープン・ワー
クショップ、研究会も含めて、10% OFFの会員価格でご参加いただけます(一
部、該当しない商品・サービスもあります)。

■料金・期間・登録方法
・入会金:2,000円(2009年3月末までに登録の場合無料)、年会費:8,000円
・会員期間:4月1日〜翌年3月31日までの1年間
・問い合わせ先:info@integraljapan.net / TEL:03-6914-3425
・お申し込みはこちらから。
http://integraljapan.net/info/ijmembers.htm

○1月の研究会のご報告
1月の研究会は、1月17日に実施いたしました。今回の研究会では、現在、
Massachusetts Institute of Technologyで活躍する下條 信輔氏の著作を参考
図書として採りあげて、Zone 5の代表的な方法論である認知心理学
(Cognitive Psychology)の概要について検討をしました。ケン・ウィルバー
(Ken Wilber)は、人間の自我の構造的な性質を「意味」を構築・追求する
ことにあると洞察して、こうした視点にもとづいて、「意識のスペクトル」
(Spectrum of Consciousness)以降、人間の意識の発達の過程を活写してき
ました。その意味では、これまでのウィルバーの個人の意識に対する洞察は、
「意味」に着目するZone 1とZone 2の視点に主に立脚して創出されてきたとい
うことができます。これにたいして、Zone 5の視点は、こうした意味に着目す
るものではなく、むしろ、個人の内面を情報処理の機構としてとらえて、その
メカニズムを探求していきます。今回の研究会では、認知心理学が活用されて
いる実際の生活領域(例:広告業界)について言及しながら、このZone 5とい
う視点の意義・特徴・限界について討議をしました。

Wilber-Fiveにおいては、個人の内面について探求する際に利用される視点と
して、Zone 1・Zone 2・Zone 3の3つが存在すると説明されます。いうまでも
なく、実際の調査・研究においては、これらの複数の視点は同時的に併用され
ることになりますが、また、それぞれの方法論が自己の機軸として特定の視点
に立脚していることも事実であります。これらの視点は、共に個人の内面を探
求するという性質を共有しているために、しばしば、混同されることになりま
すが、それぞれの特徴を丁寧に調査すると、それぞれの特色が明確に存在する
ことが認識されます。

人間の内面という多面的な現象を探求するときに重要なことは、自己の立脚す
る視点がどの視点であるかを認識することであるといえます。しかし、さらに
重要なことは、そうした特定の視点を活用して多面的な現象を調査・研究する
過程に於いて、われわれがしばしば無意識的に他の視点を活用して、自己の主
張の妥当性を証明しようとする傾向にあるということです。

特定の限定的な視点に立脚して事象を探求することは、方法論の整合性を確保
するためには、非常に重要なことではあります。しかし、そのことは、また、
調査・研究に従事する人間の視点を狭隘化する結果、実際の生活空間において
調査・研究・発表という活動を展開していくうえで、ひとつの視点ではなく、
多様な視点を包括的に活用せざるをえない自己の状況に人間を無意識にさせる
ことになります。今回、個人の内面を探求の対象とする複数の視点を丁寧に確
認したことで、そうした「盲点の陥穽」にたいする認識をあらたにすることが
できたように思われます。

○2月の研究会のご案内
2月の研究会は、2月15日(日)に開催します。研究会では、2008年4月より、
ウィルバーの最新の理論モデル(ウィルバー5)を反映する著作である『イン
テグラル・スピリチュアリティ』を取り上げ、じっくりと検討を重ねていま
す。

今月は、ウィルバー5で導入された"8つのゾーン"(四象限がそれぞれ内側・外
側に分割されました)のうち、Zone 2について取り上げます。下記の参考資料
を使用します。

研究会は、こちらから一方的に情報を伝達するというよりは、参加者の皆さま
と意見や洞察を交換しあう、交流の場としたいと思っております。ご関心のあ
る方は、どうぞお気軽にご参加下さい。

参考文献:
1. ケン・ウィルバー(松永 太郎訳)(2008)『インテグラル・スピリチュア
リティ』(春秋社)

尚、『インテグラル・スピリチュアリティ』の概要をまとめた下記の参考資料
がインテグラル・ジャパンのHPに掲載されておりますので、どうぞ参照くださ
い:
「インテグラル・スピリチュアリティの諸条件」
http://www.integraljapan.net/articles/IntegralSpirituality_1.htm

2. 小此木 啓吾(2002)「現代の精神分析・フロイトからフロイト以後へ」講
談社(講談社学術文庫)(Zone 2)

開催日時:2月15日(日)13:00〜16:30
開催場所:アトリエ・イフ(http://www.color-art.jp/access.html)
東京都世田谷区奥沢6-27-2 アーバンSKビル2F
自由が丘駅より徒歩7分
九品仏駅より徒歩2分
参加費用:2,000円(当日現金払)
参加資格:本研究会は、どなたでも予約なしで参加できますが、ケン・ウィル
バーのインテグラル理論に関して、多少の知識があることを前提に運営されて
おります。ご理解のうえご参加いただきますよう、お願い申し上げます。

鈴木規夫 Ph. D.
インテグラル・ジャパン代表 ( http://www.integraljapan.net/ )
協賛:アトリエ・イフ・シーエイティー(http://www.color-art.jp)

*インテグラル理論を理解するための諸々の参考資料がインテグラル・ジャパ
ンのHPに掲載されておりますので、どうぞ参照ください。過去の研究会におけ
る配布資料もダウンロード可能です。

○オープン・ワークショップのご案内
初めてインテグラル・アプローチに触れる方にも気軽に参加していただけるオ
ープン・ワークショップを、毎月開催していくことになりました。1月は24日
にIntegral Life Visionワークショップを実施し、小雪のちらつく中、大勢の
ご参加をいただきました。メールマガジン次号にて詳細をレポートいたします。
2月と3月のワークショップをただいま受付中です。

1. 2月のオープン・ワークショップ
Integral Dream Work: インテグラル・アプローチで拡げるあなたの可能性
〜夢から探る統合的な成長と癒し〜
(2009年2月22日(日) 13:30〜16:30 品川区立総合区民会館きゅりあん)
*詳細・お申し込みはこちらから
http://integraljapan.net/info/seminar2009openworkshop02.htm

2. 3月のオープン・ワークショップ
AQAL Analysis:インテグラル理論で問題を解決する
(2009年3月29日(日) 13:30〜16:30 品川区立総合区民会館きゅりあん)
*詳細・お申し込みはこちらから
http://integraljapan.net/info/seminar2009openworkshop03.htm

○他団体イベント紹介
国内外のインテグラル・コミュニティ、及び、インテグラル理論と関連の深い
分野のイベントのご紹介です。
*下記のイベントは、インテグラル・ジャパン株式会社が主催するものではあ
りません。ご参加にあたっては内容をよくご確認の上、ご自分の判断でご参加
いただきますようお願い申し上げます。

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Integral Women's Practice Weekend (Lotus Lounge主催)
2009年2月27日〜3月1日 シミヴァレー(アメリカ・カリフォルニア州)

インテグラル・インスティテュートの人気講師、Diane Musho Hamilton(禅教
師・Spirit/Mindモジュール担当)とSofia Diaz(ヨガ教師・Body/Heartモ
ジュール担当)がファシリテーターを務める、女性のための統合的実践ワーク
ショップです。
*詳しくはこちらから。
http://www.lotuslounge.us/Lotus_Lounge/Home.html
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Spiral Dynamics Training(NVC Consulting主催)
2009年3月18日〜21日(SD1)、23日〜25日(SD1)

ポートタウンゼント(アメリカ・ワシントン州)
人間の行動の理由を説明してくれる理論を求めて、スパイラル・ダイナミクス
を学ぼうとする人が世界中で増えています。スパイラル・ダイナミクスは、個
人や社会・国家を含む組織における紛争とその解決に向けて、貴重な洞察をも
たらしてくれるでしょう。
*詳しくはこちらから。
http://www.spiraldynamics.org/training_courses.htm
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エニアグラム入門ワークショップ(シープラスエフ研究所主催)(東京)

エニアグラムは 9つの性格タイプ別に、恐れと欲求、動機、思考・感情・行動
のパターン、世界観などを含めた自我の動きをきわめて明確かつ詳細に説明し
た地図です。それは自己観察を助け、自らを制限するパターンから解放し、自
己成長のプロセスを促進します。また、深い他者理解を可能にし、お互いを活
かし合う関係を可能にしてくれます。ケン・ウィルバーは、リソ&ハドソンに
よるエニアグラムを、「もっともすぐれた心の地図のひとつ」と述べています。

日程:2009年2月28(土)〜3月1日(日)*両日共10:00〜17:00
会場:日本青年館(東京都新宿区外苑前)
講師:ティム・マクリーン、高岡 よし子
問い合わせ先:シープラスエフ研究所
詳しくはこちらから。
http://www.transpersonal.co.jp/for-personal.html
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バイロン・ケイティワーク〜ストレスや苦しみからの解放
(シープラスエフ研究所主催)(東京)

バイロン・ケイティというアメリカ人の女性は、自分自身の大きな精神的危機
を乗り越えた経験を基に、ストレスや苦しみを生み出す考えや思いこみから自
分を解放するための「ワーク」と呼ぶ方法を生み出しました。現在、それは人
を深く変える力をもつ、新しい画期的な方法として大きな反響を呼んでいます。

開催日時:3/28(金)、4/24(金)各回18:30〜21:00
開催場所:星陵会館(東京都千代田区永田町)
講  師:ティム・マクリーン
参加費 :3,000円
主  催:シープラスエフ研究所
詳しくはこちらから:http://www.transpersonal.co.jp/work/katie.html
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○編集後記
最近、オープン・ワークショップでは、初めてインテグラル・ジャパンのイベ
ントに参加される方のほか、去年のILPベーシック・ワークショップや入門講
座に参加された方の姿もお見かけします。オープン・ワークショップは、この
ように、ILPベーシックの復習としてもご利用いただけます。会員制度「IJ
Members」は、インテグラル・ジャパンのワークショップに繰り返し参加された
い方には大変お得なシステムになっておりますので、どうぞご利用ください。

*ご意見、ご感想などはお気軽にどうぞ! info@integraljapan.net
*本メールマガジンの送付先アドレスの変更、及び、配信不要の方は、
info@integraljapan.netまでご連絡ください。

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インテグラル・ジャパン・メールマガジン No. 17
配信日:2009年1月28日
発 行:インテグラル・ジャパン株式会社
http://www.integraljapan.net/
発行人:鈴木 規夫
編 集:千葉 絵里

*無断複製・転載を禁止します
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