Integral Japan Mail Magazine Vol.8

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                Integral Japan Mail Magazine  
                    No. 8 (2008/9/1)
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-----INDEX---------------------------------------------------------
【1】 申込締切を延長しました! ILP BASICワークショップ
【2】 1-Dayワークショップのご案内
【3】 8月の研究会のご報告
【4】 9月の研究会のご案内
【5】 スタッフ紹介
【6】 編集後記
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9月になりましたね。まだまだ秋という実感はありませんが、季節が変わると
新たに何かを学ぼうという意欲が沸いてきます。インテグラル・ジャパンでも、
ILP BASICワークショップのほか、新企画を用意しています。どうぞお楽し
みに。

○申込締切を延長しました! ILP BASICワークショップ

インテグラル・ライフ・プラクティス(ILP)は、ケン・ウィルバーがまとめ
たインテグラル理論に基づいて構築された、統合的な自己成長を支援する実践
のプログラムです。今回の基礎ワークショップは、広く一般の方を対象に開催
するワークショップとしては日本初のものになります。まだ若干定員に余裕が
ありますので、なるべく多くの方にご参加いただきたく、申込期限を9月8日(
月)まで延長いたしました(振込締切は9月11日(木)まで)。この機会にぜ
ひお申し込み下さい!

さて、ILPの特徴については、何度もご説明してきましたが、今一度、ILPの特
徴と魅力についてご紹介させてください。ILPの大きな特徴は、継続的な実践
を通して自己成長を促すことを目指していることです。ワークショップに参加
すると、一時的な高揚状態がもたらされ、何かが変わったように感じられるこ
とはよくあります。しかし、その高揚状態も永遠に続くわけではありません。
ILPでは、劇的な体験を通して自己の変容がもたらされることを否定するもの
ではありませんが、日ごろの地道な実践を通して自己の体験を解釈する力を養
い、継続的な成長を促すことをより重視しています。このため、高揚状態が去っ
た後もいかに実践を継続していくかということに留意しています。ワーク
ショップの中でも、ILPの実践をどう日常に"インストール"していくかについて
触れていきます。

また、参加者の皆さんがこれまでに学んでこられたさまざまな自己成長・自己
探求の手法をどう活用していくかという枠組みを与えてくれるところにも、IL
Pの大きな魅力があります。そういう意味で、ILPはメタ・スキルを磨くワーク
であるとも言えます。統合的な視点から、さまざまな手法を位置づけなおすこ
とで、それらを一層効果的に活用できるようになることが期待されます。

多くの皆さまのご参加をお待ちしています。

※瞑想やボディ・ワーク、各種セラピーなどの経験は必要ありません。真摯な
気持ちで、継続的な自己成長を望む方であれば、受講可能です。

ILP BASICワークショップ――2008年秋期3日間集中コース
開催日時:第1日 9月14日(日)9:30〜16:30
      第2日 9月15日(月祝)9:30〜16:30
      第3日 10月13日(月祝)9:30〜16:30
開催場所:品川区東大井きゅりあん
      (http://www.shinagawa-culture.or.jp/curian/)
      東京都品川区東大井5-18-1
      JR/東急線 大井町駅前
受講料:一般 60,000円 学生 54,000円(当日、受付に学生証をご提示下さい)
定 員:20名(定員間近ですので、お早めにお申し込みください)
講 師:鈴木 規夫 Ph.D. 他
主催:インテグラル・ジャパン株式会社(http://www.integraljapan.net/)

*今回は、3日間全て受講することが前提のプログラムになります。1日ずつの
お申し込みはできませんので、ご注意下さい。

お申し込みは、こちらからどうぞ。
http://integraljapan.net/info/seminar2008itpbasic.htm

お問い合わせは、info@integraljapan.net、あるいは、03-6424-4853(担当:
千葉)までお願いいたします。

○1-Dayワークショップのご案内

インテグラル理論には、とかく「難解だ」という印象があるようです。でも、
本当にそうでしょうか? 私たちは、インテグラル理論はさまざまな分野や実際
の生活に応用可能だと思っています。そこで、インテグラル理論を応用したさ
まざまなアプリケーションを体験していただく紹介ワークショップを開催する
ことにいたしました。この秋は、アートセラピーとボディ・マネジメントとい
う二つのプログラムを準備しています。

1. 1-Dayワークショップ――インテグラル・アートセラピー:自分とつなが
る、みんなとつながる

この1-Dayワークショップでは、粘土を使ったワークやムーブメントを通して、
自己表現を行っていきます。その過程で出会う自分の中のさまざまな要素に
目を向けていきましょう。思いもかけなかった自分、今まで気づかなかった自
分に気づくかもしれません。

テストグループで実施して大好評だったワークです。アートセラピーに興味の
ある方、一度インテグラル・ジャパンのワークショップを体験してみたい方、
自己表現に興味がある方に特にお薦めです。

講師/ファシリテーターは、2006年以来、Integral Transformative Practice
(統合的変容のための実践、ILPと同義)の実践グループで鈴木 規夫とともに
共同ファシリテーターを務めてきた依浮とし子が担当します。夢、絵画、ドラ
マ、ムーブメントなどを用いたセラピー/グループワークに豊富な経験を有し、
創造的で柔軟なファシリテーションと安心してじっくりと自分の課題に取り
組める場づくりに定評があります。

開催日時:10月26日(日)13:30〜16:30
開催場所:大橋会館208会議室
    http://www.neclivex.co.jp/ohashi/school/access.html
    田園都市線池尻大橋駅より徒歩3分・東急東横線中目黒駅より徒歩15分
受講料:事前振込−\3,000 (当日現金払−\3,500)
*定員に到達次第締め切ります。事前申込で定員に到達した場合は、当日参
加をお受けすることができません。なるべく事前にお申し込み下さい。
定 員:20名
講 師:依浮 とし子(アートセラピスト、インテグラル・ジャパン・アドバ
イザリースタッフ)
主催:インテグラル・ジャパン株式会社(http://www.integraljapan.net/)

*お申し込みは、HP上に近日中に設置する申込フォームからお願いいたします。

2. 1-Dayワークショップ――インテグラル・ボディ・マネジメント:ストレ
スに強くなる<からだ>づくり

ILPでは、Bodyモジュールを4つの基本モジュールの一つに位置づけ、非常に重
視しています。Body領域に特に焦点を当てたワークを通して、アートセラピー
とは少し違った切り口から、体と心の統合を目指す実践の取り組みをご紹介し
ます。

このワークショップでは、自分の<からだ>と向き合うことを通して緊張を解
きほぐし、本来の活力をとりもどしていきます。西洋的な身体技法と東洋的な
身体技法を統合して、自分の中に中心を保つと同時に、環境に柔軟に対処でき
る<からだ>をつくっていきます。

(ワークの主な内容)
・身体感覚を取り戻す
・<からだ>の状態をチェックするためのエクササイズ
・<からだ>をほぐし、呼吸を深くする
・免疫力を高めるつぼ押し
・否定的な感情を癒す
・中心軸を作る
・効果的なボディ・マネジメントのための四つの見方
・統合的な<からだ>のための瞑想&アファーメーション

初めてボディ・ワークに取り組む方、インテグラル・ジャパンのワークショッ
プを一度体験してみたい方、Body/Mind/Spiritの統合に興味がある方に特にお
薦めです。

講師/ファシリテーターは、Integral Transformative Practiceの実践グルー
プで、ボディ・ワークを担当している山口直人です。心身統合的な自己を目指
す実践に関心を持ち、さまざまな自己探求・自己成長の方法を長年にわたり学
んできました。整体の仕事やヨガ・サークルの主宰を通して多くの人たちのか
らだと向き合ってきた経験や、老師について坐禅を実践する本格的な瞑想実践
から得られた洞察をもとに、日本で実践していくにあたってさまざまな工夫を
加えたインテグラル・ボディ・ワークを提案しています。

開催日時: 12月6日(土) 13:30〜16:30
開催場所: 北とぴあ和室(http://www.kitabunka.or.jp/data/sisetu/index
.htm)
      王子駅(京浜東北線・南北線)徒歩3分
受講料:事前振込−\3,000 (当日現金払−\3,500)
*定員に到達次第締め切ります。事前申込で定員に到達した場合は、当日参
加をお受けすることができません。なるべく事前にお申し込み下さい。
定員:15名
講師:山口直人(ボディワーカー、インテグラル・ジャパン・ファシリテーター)

*お申し込みは、HP上に近日中に設置する申込フォームからお願いいたします。

○8月の研究会のご報告
8月の研究会は8月24日に開催いたしました。今回は、『インテグラル・スピリ
チュアリティ』の第9章と第10章を取り上げました。

第9章は、現代における宗教の役割について論じた章です。まず、講師より、
宗教哲学者ジョン・ヒックの宗教多元論の概念を紹介し、宗教をとらえる視点
(排他主義・包括主義・多元主義)について概観しました。ケン・ウィルバー
は、正しい生き方(=コンテンツ)を教えるという水平的成長を促す役割とと
もに、人間を前合理段階から合理段階の少し前まで引き上げることができると
いう、垂直的成長を促す宗教の力を評価しています。しかし、人類が合理性段
階に至ったとき、科学と近代世界をもたらした合理性と、前近代的宗教の特徴
である前合理的な神話は激しく衝突しました。ここで、合理的、超合理的な段
階の神(霊性・精神性)を見出すのではなく、神や霊性そのものが前合理的な
ものとみなされるようになります(LLF=レベルとラインの混同)。こうして、
現代世界(合理性の世界)に自己表現の場を得ない前合理性段階の神話を信
奉する人々が攻撃をしかけるという現代のテロリズムの構図が成立していきま
す。ウィルバーは、合理性段階・超合理性段階の霊性・精神性を宗教は提供し
なければならない、と述べていますが、参加者からは、「これはかつて宗教が
世界を支配し、現在も制度的宗教がある程度社会的な機能を果たしている欧米
に特徴的な議論ではないか」という趣旨の発言があり、「日本で、(制度的)
宗教の代わりにこういう役割を果たしているものは何か?」ということが問
われました。この回では答えは出ませんでしたが、「日本には"精神的な近代"
というものはなかったのではないか」という発言もあり、非常に興味深い議論
が展開されました。

○9月の研究会のご案内
9月の研究会は、9月23日(祝)に開催します。昨年は、10回にわたりケン・
ウィルバーの代表作『進化の構造』を取り上げました。今年は、4月より、
ウィルバーの最新の理論モデル(ウィルバー5)を反映する著作である『インテ
グラル・スピリチュアリティ』を毎月2〜3章くらいずつ読んで検討を重ねてい
ます。

前回の研究会をもって、『インテグラル・スピリチュアリティ』の本文はほぼ
読み終わりました。今回から、ウィルバー5で導入された"8つのゾーン"(四象
限がそれぞれ内側・外側に分割されました)について、ひとつひとつじっくり
確認していきます。9月は、『インテグラル・スピリチュアリティ』の巻末付
録をカバーした後、山口 一郎氏の『現象学ことはじめ・日常に目覚めること』
を参考に、Zone #1とZone #2について、掘り下げて学んでいきます。

「研究会」というと堅苦しいイメージがありますが、初めて参加した方からも
「リラックスして参加できる」とのご感想をいただいている集まりです。ご関
心のある方は、お気軽にご参加ください。

参考文献:
*ケン・ウィルバー、松永 太郎訳(2008)『インテグラル・スピリチュアリ
ティ』春秋社・巻末付録
*鈴木 規夫(2007)「インテグラル・スピリチュアリティの諸条件」http://
www.integraljapan.net/articles/IntegralSpirituality_1.htm
*山口一郎(2002)『現象学ことはじめ・日常に目覚めること』日本評論社

開催日時:9月23日(祝)13:00〜16:30
開催場所:品川区東大井きゅりあん 第一講習室
      (http://www.shinagawa-culture.or.jp/curian/)
      東京都品川区東大井5-18-1
      電話番号:03-5479-4100
      JR/東急線 大井町駅前
参加費用:2000円
参加資格:どなたでもご参加いただけます。予約は特に必要ありません。
講  師:鈴木 規夫Ph.D.(インテグラル・ジャパン株式会社代表取締役)
主催:インテグラル・ジャパン株式会社(http://www.integraljapan.net/)
協賛:非営利活動法人 にじの絵のぐ(http://www.nijinoenogu.jp/)

○スタッフ紹介
インテグラル・ジャパン株式会社のスタッフ紹介企画第4弾です。今回の質問
は、「ITP/ILP(統合的実践)のShadowのワークとして、どういうことをして
いますか?」

「日常生活をとおして経験される様々な違和感や不快感に着目して、それらを
探究する内省作業をするように気をつけています」(鈴木)
「夢日記をつけることと、夢をもとにした内省を毎日行っています」(藤井)
「夢を見た日には、一番気になる物・人物に同化してみることを行います」
(倉見)
「日記をつけて、気になることや人と対話をしたり、同一化してみたりします。
特に感情的になったときは、時間をかけて取り組みます」(千葉)
「夢日記を10年以上つけています。読み返しも頻繁に行い、必要に応じて夢
の絵を描いたり、ワークしたりします。その他、分析のための絵を2〜3ヶ月
に一度必ず描き、心の状態を把握するよう努めています」(依浮)
「日常において、自分が深く動揺させられたり、嫌悪するような意見、人の立
場に立って、世界がどのように見えるかを探求しています」(山口)

*統合的実践については、こちらをご参照下さい:
http://www.integraljapan.net/articles/for_itp_1.htm

○編集後記
今回は、スペースの都合や作業スケジュールの関係で研究会講義録はお休みさ
せていただきました。今後発行のメールマガジンに掲載予定ですので、今しば
らくお待ち下さい。

*ご意見、ご感想などはお気軽にどうぞ! ⇒ info@integraljapan.net
*本メールマガジンの送付先アドレスの変更、及び、配信不要の方は、info@i
ntegraljapan.netまでご連絡ください。

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インテグラル・ジャパン・メールマガジン Vol. 8
配信日:2008年9月1日
発 行:インテグラル・ジャパン株式会社
http://www.integraljapan.net/
発行人:鈴木 規夫
編 集:千葉 絵里

*無断複製・転載を禁止します
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